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多事奏論 

2021
朝日新聞13班 多事奏論 編集委員吉岡桂子氏の”ノーベル賞候補中国へ「頭脳流出」と憂いえるよりも・・・を、読み、日本の将来が心配になった・・・。

ノーベル化学候補として、名前があがる藤嶋昭さん(79)が近く、研究の拠点を中国に移す。光の力で汚れたにおいなどを分解する「光触媒」の反応を約50年前に見つけた功績は、世界に評価が高い。上海理工大学が光触媒に関する国際研究組織をたちあげ、彼の研究チームごと受け入れることになった。
日本が誇る科学者の移籍は「頭脳流出」として、学界を超えて日本社会をざわつかせている。行き先が米国なら、反応は違ったはずだ。安保保障で対立し、少し前まで科学技術で日本より大きく遅れているとみなしていた、中国だからこそざわつくのだ。

藤嶋さんは東京大学教授だった1980年代から、十数人の中国研究者を育てた。自宅に招いてご馳走したり 家電をそろえてあげたりー。「論語」にかかわる数々の著作もあるほど中国文化の造詣も深い。教え子らが編んだ文集「縁遇恩師」には、まだ貧しかった中国から来て、恩師を父のように慕う姿が浮かぶ。教え子のうち3人は、中国で科学者にとって最高の権威とも言える称号「院士」を得ており、大規模な予算を得られる成功者となった。

注目度の高い論文数(2017年~19年平均)で中国は初めて米国を抜いて世界首位に立った。20年前の13位から大躍進だ。いっぽう、日本は4位から13位に落ちた。


深く印象に残った個所を 書き出しながらも・・・・我が国もこのような素晴らしい研究者の環境に十分な予算を出して欲しい!!。安倍政権時から 必要な処の予算を削り 人も減らしてきた・・・。税金はもっと有効に使って欲しいと切に思う。

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Comment

心配なことは数限りない。自分の関わる専門分野でも、安きに流れて、現在の規則に合わないと、切り捨てて構わない人が少なくない❗昔からではあったが、目の前の人に添えない人は、福祉や教育には不要と思える。
知人の姪御さん、医師、33歳で病死、胸がふさがる思い。生ある人は、きちんと生きなければと、改めて思う。

ノーベル賞候補、藤嶋さん

カムイも読みました、藤嶋さんは頭脳流出とか、国益とか、そんなちっちゃな考えの持ち主じゃなく、フランスのパスツールの様に、世界に貢献したいと願う科学者、中国に行こうが、アメリカに行こうが、科学者には国境がない、日本人の誇りですね”ノーベル賞受賞した、京大の山中さんも同じです。

Re: タイトルなし

絵はがきの人 さんへ

これからの人の御不幸・・・言葉が見つかりません。本当にしっかり意識して生きていきたいです。
先日我が家に来た〇村さんも病院務めでしたので、其の点に関して話 意気投合しました。

Re: ノーベル賞候補、藤嶋さん

カムイさんへ

読みましたか・・・私の書きたい事 全部書いてくだいました。兎角中国を敵対視する日本人が多いのも事実、何も分からないのに 受け売りで言う。何処の国・・でなくもっと大きく 広い観点から判断したいですね。


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