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日々の張りになった

2021
正月二日から 宋時代 張即之 金剛般若経に取り組んでいる・・・。

張即之はただの書家ではなく 南宋末に出で當時傑出した幾多の禅僧と交わり、その交わりから得た禅的境涯によって独自の書風を創造した人である。もとよりその存在は書家として中国書道史上に一異彩を放っているものと言わなくてはならないが、その占める位置は極めて特殊であり特異である。一口に言えば張即之の書は南宋の禅を離れては考えられないものと言ってよかろう・・・と教本にあった。

崇高な精神は毛頭持ち合わせていないが、昨年からの未曽有の体験で書きたくなった。書き始めは慣れない細字でもあり 書風を掴むのに苦心し 毎日少しずつ進めた・・・、 書き直しを繰り返しながらであったが 10ページまで書けた。全部で93ページあるが、書き上げた書は 巻物としたいと思っている。

コロナ禍の中 金剛般若経に始めて取り組んで見て 出来る事を考えて行動する・・・出来ない事を挙げても気持ちは暗くなるばかり、何十年間も書棚で眠っていた教本 日々の張りになり 気持ちが和む。

宋時代 張即之
宋時代
金剛般若経
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Comment

こんばんは。
無心に集中できることがあるということ、こんな時代だと通常よりさらに良いことですね。現実を受け止めつつ、できる限り新しいことにも目を向けて、楽しんでいきたい^_^

金剛般若経、60頁にもなるものなのですね。予想もしなかったことが起き、これまでのことを見直し、切れからの時間を考えるとき、早々にこの大作に無心に取り組む姿に、尊敬と共に励ましも感じます。禅の心を感じつつ、この時期の出会いは幸せであり、それはこれまでの精進の上にあったのだと思います。医師の中村哲さん、「今自分の出来ることをやる」を噛み締めて、怠け者の私も、仕切り直しです。

Re: タイトルなし

のえさんへ

一人で好きな時間に 出来る書道は、コロナ禍になっても出来る!改めて嬉しく思います。奥が深いのでゆっくり 勉強したいです。

Re: タイトルなし

絵はがきの人 さんへ

禅の心を感じつつ・・・には なれませんが、書いていると心が落ち着きます。今までしてこなかった清書、充分時間があるので 日数をかけて書く事にしました。


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