本当の旅

ペルーが日本人移住120周年を迎えたことを祝うため、日本の皇室から眞子さまが9日に首都リマ市へご到着された　テレビニュースを見た。

2年半前にクルーズで　ブラジルに入港した際に、オーバランドツアー　リオデジャネイロ　A～H　まであり、私は　Ｈ　フンシャル入植地で日系の人たちとの交流に参加して　日系移民の　人達とひと時を体験している。同じツアーに参加した人は　男女合わせて20人足らず・・・現地の人たちも同数ぐらい参加、　日本の昔に食べた懐かしい手料理を　テーブルの上にいっぱいに並べて歓迎してくれた。　胸が熱くなり忘れていない。

ブラジルに初めて日系移民が　豊かな未来を夢見てブラジルへ渡った日系一世やその子孫である２世、３世、4世、の方々など、現在ブラジル全土には約150万人日系人が暮らしてると資料にある・・・・。

私は　あるご夫婦で参加の　奥様（70歳代）とお話をした・・・入植当時の壮絶な苦労話や　子供が3人生まれ、子供1人を結婚させると無一文になり、また頑張る・・・その繰り返しであったと聞いた。1世の人たちの真面目な働きが現地の人たちに受け入れられ　信用を勝ち取った事、大変な暮らしであったが、後悔はしていない！と　胸を張って言い切り、頭が下がった。

限られた時間内での交流で　集まった人たち　全部とは話す事は出来なかったが、地にしっかり足をつけて暮らした人の話は　貴重で重みがあり深く印象に残っている。クルーズで沢山の観光地に行き　楽しい想い出も蘇る・・・が、ブラジルで移民した人たちとの触れ合いの想い出は　日本滞在の自分より、日本人の心を持っていて　素晴らしい体験、本当の旅をしたと感じている。

　

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